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Windows11: WSLにArch Linuxをインストールする

こんにちは

WSLにArch Linuxをインストールした時のメモです。


環境

  • Windows11 Home 24H2(26100.3323)
  • PoweShell 7.4.7

Windows10のFall Creators Update以降ならインストールできると思います。

参考

やり方は2パターンあり,今回はWSLDLベースの方でインストールしました。

本家のやり方はアイコンが微妙なのと,アンインストールが面倒だった。
wiki.archlinux.jp

WSLDLベースだとバイナリのアイコンがArchで良かった。
あと,アンインストールがめちゃくちゃ楽。
github.com

WSLDL

Microsoft Storeにないディストリビューションの管理が楽になるやつ。
github.com

対応ディストリビューションのリストはこちら。
Arch Linuxにも色々な人のパターンがあるね。
wsldl-pg.github.io


メモ

バージョンは25.3.2.0(20250302)だった。
意識してなかったけど,めちゃくちゃ最近だね。
github.com

インストール方法

基本はreadmeの通りにやるだけ。
日本語ドキュメントもあって楽ちん。

  1. GitHubからArch.zipをダウンロード
  2. インストールしたいディレクトリにzipを展開
    フルアクセス権がある場所が良い。
  3. Arch.exeを実行してインストール
    ext4.vhdxが作成される。
    vhdxファイルは仮想化ソフトのファイル形式らしいね。
  4. Arch.exeを実行してインストールできているか確認
    インストール簡単すぎ~。

アンインストール方法

Arch.exe cleanで終わり。楽ちん。

  1. wsl -l -v で起動していないか確認
    起動している場合はwsl.exe --shutdownで終了させる。
    バツ閉じしたら停止してほしいよね。
    VmmemWSLもメモリをバク喰いするのやめてほしい。
  2. Arch.exe clean
    vhdxファイルが削除されてアンインストール完了!

ストアパッケージとして管理

appx関係のファイルをインストールすることで,システムから管理できるらしい。
詳しくはreadmeを見て。

バージョンはインストールするときのモノに置き換えてね。

  1. ArchWSL_Online-AppX_25.3.2.0_x64.appx をダウンロード
  2. ArchWSL_Online-AppX_25.3.2.0_x64.cer をダウンロード
  3. cerファイルをインストール
    ローカルマシン>証明書をすべて次のストアに配置する>信頼されたユーザー。
  4. appxファイルをインストール
    cerファイルがインストールできていないとインストールできないよ。

インストールする前を確認してないけど,確かにシステムに出現している。
アンインストールもここからできるかも。

初期設定

本家を見て初期設定をするだけ。
何も考えてないけど,たぶん大丈夫。

# pacman-key --init
# pacman-key --populate archlinux
# pacman -Syyu base base-devel vim zsh git gcc make

ユーザ設定
初期設定時はとりあえずbashで行う。

# useradd -m -G wheel -s /bin/bash username
# passwd root
# passwd username

ログインユーザ変更
wsl.exe --shutdown してから起動する。

vim /etc/wsl.conf
[user]
default=username

あとは好きに構築するだけ。


感想

毎回,インストールするときの手順を忘れるので備忘録としてまとめてみました。
WSLDLって便利なランチャーが登場していたことにおどろき~。

ミスや気に食わなくなったら,気軽に環境をポイできるのが良いですね。