こんにちは
「基礎&応用力をしっかり育成!Androidアプリ開発の教科書 第3版 Java対応 なんちゃって開発者にならないための実践ハンズオン」を読んだ備忘録です。
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Kotlin版も言語解説書ではないので,パッと見た感じは内容は大きく違いませんでした。
あくまでAndroid Studioを利用したアプリ開発についての入門書なので,言語解説は主題ではないので気を付けてね。
開発環境
本書は2023年1月24日発行の初版で,Android Studio Dolphin(2021.3.1)を利用する前提で構成されています。
自分は現在(2024/04/28)の最新と思わしき安定バージョンを利用しました。
特に理由がない限り,本書指定のバージョンを利用した方が良いと思います。
Android Studio Iguana | 2023.2.1 Patch 1
Build #AI-232.10300.40.2321.11567975, built on March 13, 2024
Runtime version: 17.0.9+0--11185874 amd64
VM: OpenJDK 64-Bit Server VM by JetBrains s.r.o.
Windows 11.0
GC: G1 Young Generation, G1 Old Generation
Memory: 2048M
Cores: 16
Registry:
ide.experimental.ui=trueNon-Bundled Plugins:
IdeaVIM (2.7.5)
APIレベルは34(Android 14.0)を利用しました。
どうやら現最新はAPILevel35らしいですね。
メモ
Androidアプリの開発自体はやったことがあるので,斜め読み気味。
第1章 Androidアプリ開発環境の作成
Android OSの構造についての解説
ざっくりだけど説明されているのが良いね。
developer.android.comインストール先のパス
漢字が使われているとだるいって。
この辺の地雷について書かれていると好感度が上がるね。
第2章 はじめてのAndroidアプリ作成
New ProjectのEmpty Activityに言語選択が無い
書籍通りに「Empty Views」を選択したらKotlinにされたので「Empty Views Activity」を選択したらLanguageにJavaが出てきた。
この手の書籍は混乱を避ける為,古くても開発環境は絶対に合わせた方と改めて感じた。
strings.xml
多言語対応
第3章 ビューとアクティビティ
dp (Density-Independent Pixel)
密度依存ピクセル
ビューやビューグループのサイズ設定sp (Scale-Independent Pixel)
スケール非依存ピクセル
テキストサイズの設定
第4章 イベントとリスナ
- Listener
イベント検出を行うもの。
第8章 オプションメニューとコンテキストメニュー
- オーバーフローメニュー
縦丸三つのアレ
第9章 フラグメント
画面の一部を独立ブロックとして捉える機能
画面サイズ毎に画面構成を変えるときに利用する。
第10章 データベースアクセス
SQLite
Android StudioではSQLiteが対応済み。Room
SQLiteを使いやすくしたものかな?
developer.android.com
第11章 非同期処理とWeb API連携
- ワーカースレッド
UIスレッド,メインスレッド,ワーカースレッドとか言われているやつ。
割と一般用語だったんだね。
感想
Androidアプリ開発の基本がほとんど網羅しているのではないか?と思えるぐらいの内容でした。
時間はかなりかかると思いますが,本書の内容を順番に進めることで確実にAndroidアプリ開発の基礎は身につくと思います。
また,アプリ開発中のサンプルコードとしても利用できるので,Google検索より内容がまとまっている本書の方が便利だなと感じました。
Androidアプリを開発したくなる一冊でした。