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応用情報技術者試験を受けた: 令和6年春季試験

こんにちは

応用情報技術者試験を受けた時の個人の感想を残します。
合否は知らんです。


はじめに

この記事は自分の記録の為に作成したので正確性はないです。
また,受験結果も出てないので合格者の記事ではありません。

合格してから生存者バイアスマシマシの体験記で気持ち良くなることも考えましたが,合否が分かるのが7月頃なので忘れそうだなと思って今の時期に書いています。
(2024年05月19日に書いています。)

「1週間で合格しました!」的な記事を書きたかったのですが,自分の脳みそでは無理そうでした。

自分の属性

  • エンジニア
    代替可能な社会の歯車です。
    AIが自分の仕事を奪ってくれる事に期待しています。
  • 国語が苦手
    嫌いではないけど点数が取れない科目でした。
    今回の試験で割と響く要素です。

この記事の要約
この文章を読む時間を勉強に当てた方がよいです。
時間は有効活用しましょう。


なぜ受験したのか

  1. 暇潰し
    目標が無く,やることも無い虚無な生活をしているので,暇潰しとして合格を目指しました。
    勤務先は英語以外の資格は評価されないので,APに合格しても何もないです。
  2. 学生時代のしこり
    10年前に受験しようと思って参考書を購入したのですが,午後の文章問題が辛くて受験しませんでした。
    時は過ぎて10年後,部屋の掃除をしていたらその時の参考書が出てきたので捨てようと思いましたが「捨てたら負けか...?」と感じ,10年越しに受験しました。
    要は参考書を捨てるために受験しました。
  3. 基礎知識の定着
    セキュリティ・ネットワーク・データベースを学習しているのですが,いまいち知識が定着しているか分からなかったので,試験科目に3種類があるAPの受験勉強をして知識の定着を図りました。
    ネットワークの基礎知識は受験前と比較して,結構身についたと感じています。

会社命令など,必要に駆られて受験した訳ではないため「落ちてもいいか」位の気持ちで気楽に受験しました。
割とプレッシャーの有無は勉強に効率に影響を及ぼす気がします。


メリット・デメリット

主観的なAPのメリット・デメリットについて

メリット
1. 客観的な能力評価
APに合格するレベルの基礎能力が備わっている事が客観的に評価されます。
口だけではないことを裏付ける程度だと思っています。
2. 基礎知識の学習
APの午後試験は記述問題もあるので,雑な理解だと合格は厳しい印象です。
ただ,問われる内容は各分野の基礎的な知識なので,学習に良い教材だと思いました。

デメリット
デメリットは無いと思います...多分。

AP受験者がお世話になるであろう「応用情報技術者試験ドットコム」さんの記事の一読をおススメします。
www.ap-siken.com

感じたこと

「実務経験が無いと厳しい」的な事がよく言われていますが,自分はそんなことは無いと感じました。
実務経験があると学習コストが減るとは思いますが,基本的に基礎知識しか問われないため,基礎知識を理解していれば十分合格できると思います。

特に「ネットワーク」と「データベース」は実務経験の有無が重要と言われていますが,有名な書籍を1~2冊程度読み込む事で直ぐに満点近く取れるようになると思います。
ただ「情報システム開発」は出題内容にムラがあるため,実務経験の有無が点数に関係するかもしれないと個人的には感じています。
(CSSとか書けねえよ)

とりあえずコスパ良く試験に合格したい人は過去問を繰り返し解き,午前問題は過学習するのが良さそうだと思いました。
自分は知識の定着が目的だったので,学習方法自体はコスパが悪い方法だと思います。

受験当日

令和6年4月21日の日曜日に近くの私立大学で行われました。
当日は雨が降っており,頭痛がしていて体調はクソでした。
頭痛ーるって便利だよね。
zutool.jp

受験会場ではAPのほか,高度試験やTOEICも行われており,小さめのフェスみたいな混雑度でした。
TOEIC受験するときは,人が多くなるのでIPA試験日と重ならないようにしたいね。
(いつの間にか基本情報がCBTになってた。取り残された気分。)
www.ipa.go.jp

受験会場の開示は受験票の到着と共に行われるため,試験2週間前位にならないと分からないです。
しかも駅から近いか遠いかはガチャっぽく,20分近く歩かされました。
朝9時ぐらいに集合だったはずなので,電車の遅延なども考慮して試験会場には集合時刻の20分前には入りたいですね。

受験場所は大学内の教室なので,学生時代を思い出して懐かしい気持ちになりました。
ただ,明らかに体調悪そうな人も教室にいたので感染対策はした方がよいかもね。
(このあと体調をめっちゃ崩した。)

手応え的には「合格ボーダー前後」ぐらいだと思っています。
全部埋められましたが,合ってるかは知らんぐらいの難易度でした。


学習前に

IPAの公式サイトからシラバスの確認はした方が良いです。
特に令和6年秋試験から出題範囲が大きく変わりそうな気がしています。
UX/UIデザイン,ローコードツール,WebAssemblyなど,最近のトレンドを取り入れてるようですね。
(シラバスに新規追加された内容は抑えておきたいですね。)
www.ipa.go.jp

受験料の支払いや写真撮影も忘れないようにしましょう。
IPAのメールニュースの購読もおススメ。
(古の技術-RSS-が役に立つかも)
www.ipa.go.jp

学習時間が確保できない人はなるべく早く対策した方がよいと思います。
自分もやる気が無いときは勉強しなかったので,余裕は欲しいね。

応用情報技術者試験ドットコム」さんは最強の解説サイトなので,この記事より優先して読んでいただければ。
おすすめの参考書なども紹介されているので困ったときは参考になると思います。
www.ap-siken.com


学習方法

要領と頭が悪い自覚があったので,去年の11月から少しずつ勉強し始めました。

  • 11月: 基礎知識の定着
    APの参考書に手を付けず,午後で選択する予定の科目の技術書を読みました。
  • 12月: 基礎知識の定着・午後対策
    午後科目の技術書とソフトウェアなどを利用して実際に手を動かして学習しました。
    また,午後の過去問を解き始めました。
  • 1月~2月: 午後対策
    午後の過去問を解きました。
  • 3月: 不足知識の学習・一部午前対策・午後対策
    午後の過去問で足りない知識を確認して,その分野の技術書や資料を読みました。
    午前は午後対策も兼ねて,午後で選択する科目の分野だけ解き始めました。
  • 4月: 午前対策・午後対策
    午前問題は4月から全体的に対策を始めました (過去問道場を解くだけ)。
    午後は複数回間違えた部分を復習していました。

こうしてみると半年ぐらい勉強していた事が分かりますね。
趣味としてはコスパが良さそうです。

平日は寝る前の1時間,休日は2~3時間を目安に学習しました。
1ヵ月で約40時間,合計で約240時間ぐらいでした。
(ある意味10日しか勉強していない。)


午後選択

合格はしたいですが,合格するためだけの勉強はしたくなかったので興味のある科目を中心に選択しました。
サブにデータベースを用意していましたが,1問も解けない科目が出題されたとき用で解く気は全くなかったです。

  1. 必須: 情報セキュリティ
    セキュリティ知識はネットワークなどと重なる部分が多かったため,対策しやすい科目だと思います。
    クリアスクリーンなど,技術要素以外のセキュリティ知識は不足していましたが,比較的安定した得点源でした。
  2. メイン: プログラミング
    迷路探索やダイクストラなど,見覚えのある内容だと安定して点が取れました。
    カラツバ法など,自分の知らない内容だと面食らいましたが,落ち着いて解くと難易度差は無いように感じます。
    出題内容によって難易度差があまりなく,安定した得点源でした。
  3. メイン: ネットワーク
    基礎知識を定着しておけば,出題内容によって難易度差があまりなく,安定した得点源でした。
  4. メイン: 組込みシステム開発
    セマフォやタスクなどの基礎知識があれば,出題内容によって難易度差があまりなく,安定した得点源でした。
    読解力だけで解ける問題も多い印象です。
  5. メイン: 情報システム開発
    色々な知識が問われる分野で,対策は難しい科目でした。
    GitやUMLなど,自分が知っている内容なら簡単ですが,CSSなど,自分が全く知らない内容は壊滅状態でした。
    知らない問題が出題された場合は,読解力だけで取れる問題だけ取る気持ちで臨みました。
    出題内容によって難易度差があり,不安定な得点となりやすかったです。
  6. サブ: データベース
    読解力と基礎知識があれば,出題内容によって難易度差があまりなく,安定して得点を取れる科目だと感じます。
    12月頃まではメインにする予定だったのですが,サブクエリの理解に不安があったので情報システム開発に切り替えました。

個人的には「ネットワーク」と「データベース」は難易度にムラが無く,安定して得点を取れる科目でした。
ただ,そろそろQUICなどの最近のトレンド技術も問われそうなので,ネットワークも難易度が少し上がりそうかな...?
逆に「情報システム開発」は知らないと解きにくい問題が多い印象なので,得点が不安定になりがちでした。

文系科目の中では「システム監査」が点を取りやすい印象でした。
最近は難化傾向らしいですね。


AP参考書

暇だったので参考書のレビューとコスパの検証を兼ねて,色々購入してみました。

平成27年度と令和6年度のやつが新品(当時)で購入したもので,あとは中古です。
APの参考書は2年前位の型落ちになると捨て値で売られているので,最新の参考書が一通り終わってやる事が無くなった人が手を出すには良いかも。
中古のやつは新品同然のもあれば年季が入っているものもあったので一長一短ですが,送料込みで500円以下で購入できるので安いかも。
最新シラバス未対応・特典が期限切れの点は微妙ですが,内容は最新参考書とほぼ同じだったので,再受験時にわざわざ最新版を購入する必要はない気がします。

時代的に過去問集が少なくなり,教科書に過去問の電子版が特典として付いてくるのが今の主流なんですかね?

緑本で有名な午後対策の参考書は2022年度版を電子書籍でも購入しました。
よく見ずに購入したら2年前のやつだった。
(緑本って某受験本と紛らわしいよね。)

勉強のしやすさは 紙 > 電子書籍 でした。
電子書籍の閲覧はKindle Fire HDを使っています。
White Paperも持っているけど,勉強には不向きな気がしました。

IT関連本は色々な出版社がよくセールやっているのでこまめにチェックぐらいかね。
よく使うサイトを晒しておきます。

www.seshop.com
gihyo.jp
tatsu-zine.com
www.amazon.co.jp

技術評論社

キタミ式と同じぐらい有名な教科書ですね。
合格教本は図を多用して過不足なく各用語について説明している点が他の教科書と比較して良かったです。
教科書性能は結構高いと思います。

問題集は各科目の簡単な解説と午後の過去問なので,緑本との選択かな?
受験会場でもかなりの数を見かけました。


impress

一番出版が早いAP対策本だと思います。
12月頭に書店に行ったら最新過去問付き令和6年対応はこの本しか無かったレベルの出版速度。

紙・電子に限らず,教科書の内容が丸々PDFでダウンロードできる点が強い。
また,過去問も教科書内に1回分,PDFに19回分の合わせて20回分ついてきます。

最速で過去問の解説付きPDFが手に入る点は良かったのですが,一部過去問に解説しか無かった点が悪かったです。
IPAのサイトから問題PDFをダウンロードしてきて,解説PDFとマージする作業が発生したのが面倒でした。
(マージにはPDFSamを使いました。)
pdfsam.org

教科書の内容は合格教本よりは図が少なく,文字の羅列が続くため眠くなりやすいですが,脇に書いてあるコラムが中々マニアックで面白かったです。
はまちちゃんトラップに触れている参考書はこれぐらいでは?
www.itmedia.co.jp

アイテック

午後対策特化の内容で緑本と呼ばれている書籍です。
他の過去問集と比較して問題の解説だけでなく,なぜその結論に至ったのか,問題の関連事項についても詳細に触れられている点が良かったです。

午後対策では緑本が強いですが,午後特化の内容なので教科書的な内容を期待している人は他の書籍も必要かも。

2015年と2022年の比較となりますが,一部過去問が違う以外は全く同じ内容でした。
別に最新でなくても良さそう。

日経BP 日本経済新聞出版

午後対策の内容ですが,他の過去問をやり込み,あとは最後の詰めのみという人を対象にした内容でした。
文系科目のみに焦点を当てている点が潔く,何としてでも受かりたい人向けの本です。

試験に合格するためのテクニックについて学ぶことができ,出題者が答えてほしい内容を的確に答える為の技術を学ぶことができると思います。

内容は文系科目ですが,問われている事に解答するという点では文理問わず意味があると思います。


午前対策

教科書を一通り読んでから問題を解き,分からなかった内容を教科書で復習するというやり方で進めました。

ただ,マネジメント系の計算問題は覚えられる気がしなかったので全て捨てました。
出題されても数問程度だろうという楽観視と覚えていたらラッキー程度の気持ちです。

午前に関しては過去問道場を過学習すればどうにかなると思います。
ただ,最近は難化傾向らしいので過学習では太刀打ちできないかも...?
シラバスを読んで,新規出題内容については学習しておくと良いかも。

午後対策

過去問を繰り返し解くのも重要だと思いますが,基礎力が必要な気がします。
出題形式に慣れるという点では過去問を解くことが重要ですが,午前と違って過去問の過学習では厳しいと思います。

どの科目においてもIPAの資料は役に立ちました。

情報セキュリティ

IPAが発信している資料が一番勉強になりました。
クリアデスクなども解説しているので,おそらく出題内容ともろ被りだと思います。

情報セキュリティ10大脅威とか,IPA NEWSとか。
暇があれば書籍・刊行物も読んでおきたいね。

www.ipa.go.jp
www.ipa.go.jp

あとは,常日頃からニュースに気を配っておくことですかね。
最近だと Phishing as a Service や 16Shopなどが話題になりましたね。

IPA以外ではセキュリティソフトメーカーが公開しているブログなどがおススメ。

www.trendmicro.com
eset-info.canon-its.jp

ゼロトラストって言葉はESETのサイトで知った。
マジで感謝~

eset-info.canon-its.jp

プログラミング

きちんと問題文を読んで答える事を意識したぐらい。

ネットワーク

過去問読んでも問われている内容が分からなかったので基礎固めから行いました。
有名な書籍を読んで,簡単なパケットキャプチャを作ったりして知識を深めていきました。



ネットワーク機器の構築ではシミュレータを利用して学習しました。
ネットワークの分野は書籍を読んだだけの頭でっかちでは知識が定着しなかったのですが,自分で手を動かしてみると割と順調に覚えられました。

netstatやtracertなども自分で一度使ってみるのが良いかもです。

www.netacad.com

WEBサイトはこちらがおすすめ。
とくに「ネットワークエンジニアとして」さんのネスペの項目が良かった。
www.infraexpert.com
milestone-of-se.nesuke.com

何年かの周期でTCP/UDPプロトコルについて問われる事があるので,HTTPやFTPなどの通信方式については押さえておくのが良いかも。
特にQUICはそろそろきそう。

データベース

SQLとデータベースに関する知識が皆無だったので,まずは参考書で地固めしました。


キリン本はSQLの知識が一通り得られるのでおススメですが,正規化についてはあまり触れられていないので,同じ著者のデータベース入門書も併読しました。

追加で中級者向けの書籍も読みましたが,AP対策だけを考えるなら上記2冊で十分だと思いました。

午後はSQLについて問われるので,とりあえず手を動かすしかなさそうです。

組み込みシステム開発

この科目に関しては,過去問を繰り返し解く位しか対策方法が思いつきませんでした。

セマフォやタスク以外の専門知識は問題文に書いてあることが多そうな印象ですが,たまにハードウェアについて問われるのでその辺の補強ぐらいですかね?

電子工作が好きな人はあまり対策がいらない分野かも。
最近はIoTもセキュリティが問われる事が多いので「IoT開発におけるセキュリティ設計の手引き」は押さえておくと良いかも。
www.ipa.go.jp

(本題とは関係ないけど)一時期ローソンのメガホットカフェラテにハマっているときにコーヒーメーカーの自作について考えていました。
まさかテストでコーヒーメーカーについて問われるとはね...。
常日頃から身近な組み込み機器について関心を持っておくと良いかも。
www.lawson.co.jp

情報システム開発

個人的に出題傾向のブレが大きめな科目だと睨んでいます。

ソフトウェアテストUMLについての知識は押さえておくと良さそうです。
自分は下記の参考書を利用しました。


UMLの参考書籍はEAが詳しく解説しています。
www.sparxsystems.jp

UMLの学習については過去問道場の解説でも使われているdraw ioが便利です。
PlantUMLでも良いと思います。
app.diagrams.net

余裕があればデザインパターンGUIについても押さえておくと良さそうです。
シラバス的にはUI/UXも問われそうなので,MVVMやUIスレッドについても必須の知識になりそうですね。

忘れがちですが,チーム開発についてもよく問われます。
GitやSVN,開発方式については軽くさらっておくと良さそうです。

特にアジャイル開発についてはIPAのPDFがおススメ。
アジャイル開発の進め方」
https://www.ipa.go.jp/digital/hjuojm000000gwoo-att/000065606.pdf


その他

感想レベルで信憑性なし。

時計

試験会場によりますが,時計がない場合があるそうなので腕時計は持っていた方がよさそうです。
また,会場に時計がある場合も試験時間は試験官の時計が基準となる点に注意しましょう。

なんとなく試験官の時計の誤差を計っていたのですが,ほぼ誤差なしの時間管理でした。
試験直前に月差を調整しているんですかね?

置時計

試験には時計機能のみの時計のみ持ち込み可能です。
つまり,アラーム機能なしの目覚まし時計は持ち込んでいいんですかね?

ここは試験官の裁量によるところだと思いますが,自分は腕時計をしていたので片づけるように言われました。
次に受験することがあれば,腕時計を外してチャレンジしてみたいと思います。

腕時計

Apple WatchやPixel Watchなどのスマートウォッチしか持っていない人も多いのではないでしょうか?
資格試験だとスマートウォッチの持ち込みは認められていないので,試験用の腕時計を探している人も多いはず。
そこで,資格用の試験に「カシオスタンダード」(通称,チプカシ)と呼ばれる安価な腕時計をおススメします。
地味に加水分解耐性が高いのも良き。
www.casio.com

最近,ガチャガチャ第二弾が出たことでも話題になりました。
article.yahoo.co.jp

安いのに月差が少なく,微妙にオシャレな感じから最近のファッションとして流行っているらしいですね。
海外旅行に行って,現地でチプカシを購入することでその国の時刻を直ぐに確認できる点も熱いです。
(日本未発売のチプカシも集めたい。)

個人的に初めに選ぶチプカシは Casio F91W をおススメしています。
家電量販店やホームセンターで手に入り,パッと見だと一瞬G-SHOCKに見える腕時計で,メーカー公称の月差は±30ですが,自分の感覚的には±10ぐらいな印象です。
(ある人がある事に使っていたことでも有名です。)
ja.wikipedia.org

チプカシの輸入品もオシャレですが,日本販売のモノと違ってパッケージに入っていないことが多い点に注意ですね。
出品者によっては雑梱包で来ます。

ただ,資格試験用には電卓機能付きのチプカシは避けた方がよいです (当たり前)。

チプカシすら高い!って感じる人は,CITIZENのQ&Qモデル(通称,チプシチ)がチプカシより少し安くておススメ。
あとは各時計メーカーが出しているエントリーモデルが良いと思います。
qq-watch.jp

100円ショップでも類似品が売っているので最悪それでも。
まあ,試験時は無難に電波式の腕時計が良さそうな気がします。


試験前日

試験前日は午前対策を重点的に行い,午後は復習だけ行いました。
試験当日は朝が早いので栄養ドリンクを飲んで早めに寝ました。

飲むと体感で睡眠時間が+1時間されるような感じになります。
寝る前に飲む疲労回復系のドリンクが効くあたり,もう体は若くなさそうです。
死期は近い。




お昼ご飯

午後試験は集中力との闘いなので,お昼ご飯で至らない用にしましょう。
ラーメンとおにぎりのセットなど,炭水化物マシマシにすると眠気との戦闘になります。

自分は朝ご飯で砂糖マシマシのフルグラを1200kcalぐらい摂取して,お昼ご飯は食べる気が無い位で挑んでみました。
正直,朝から胃もたれしてしんどかったのでおススメはしないです。
(フルグラ初めて食べたけど美味しいよね。毎日食べてたら糖尿になりそうだけど。)

お腹空きすぎても集中できないので,お昼ご飯はきちんと食べて,食後に散歩して慣らすのが良さそうです。
他の受験者を見ても,お昼ご飯後に散歩している人は結構いました。
あと,カフェインは利尿作用があるのでほどほどに。



ブドウ糖

センター試験が近い頃に「inゼリーのブドウ糖が全集中できてヤバい」みたいな記事を見て食べてみたのですが,マジで頭の中がスッキリして集中できました。
news.yahoo.co.jp

森永ラムネや似たようなゼリー飲料でも全集中出来たので,ブドウ糖の摂取はおススメです。
自分は試験の1週間前からブドウ糖断ちをして,試験のお昼ご飯に摂取して午後試験に臨みました。
(当日は頭が痛かったので効果が得られたかは微妙ですが。)

ラムネの中でも「ブドウ糖」と書かれているものが良いです。
自分はブドウ糖より砂糖が多いラムネはあまり効果を得られませんでした。





読書

APはエンジニアの為の試験ですが,読解力が結構求められる印象です。
特に仕様書を読むことが多い職種だと思うので,ジャンル問わず普段から読書をしておくと良いかもね。

加えて読解力に自信がない人は,現代文の勉強もおススメです。
自分は現代文の勉強を1度行ってから午後対策を始めたのですが,結構スラスラ解けるようになったと感じています。
これに関してはがっつりではなく,関連書籍を読む程度で十分だと思います。

学習についての本もよかった。
長文を読んでいる時に右から左に抜けていく事が少なくなった気がします。
(加齢による考え方の変化も関係しているかも...?)


鉛筆

午前はマークシート方式なのでシャーペンより鉛筆がおススメです。
塗りつぶし速度もシャーペンより早い気がします。
鉛筆削りも持ち込んで試験時間に削ったりしましたが,音が結構したので注意かも。

今の時代のバトエンは最強図鑑なんですかね?
五角形のバトエンがあるのか気になります。


お祈り

やることやったら午後試験は自分の得意分野が出ることを祈りましょう。
常日頃から善行を積むしかないです。


感想

大体の人がプログラムを書ける時代になりつつあるので,エンジニアも増加傾向っぽいですよね。
これからは応用情報も持っている事が普通になるのかな?

体が劣化する前に出来ることはしておくかと思わせてくれた試験でした。